やる気

勉強で結果を出したいなら成功イメージではなく失敗をイメージするべき

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みなさん、自己啓発本や勉強法の本でよくこんな言葉を目にしませんか?

成功したければ成功した後の自分をイメージしろ

はい、私はこのような言葉を本当によく耳にします。

でも、よくよく考えると成功した自分をイメージすることってあんまり意味がなさそうだということがわかってきました。

むしろ、成功をイメージしすぎるのはあんまりよくないことなのでは…?とか思うようになってきています。

今回は成功のイメージをすることは本当はあまり有益ではなく、むしろ失敗をイメージした方がいいのではないか、という話について書いていきます。

ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです!


Contents

成功イメージは役に立たない?

よく、志望大学に合格したいなら合格後の自分をイメーズするといい、とか資格試験に合格したければ受かったことをイメージするといい、とか言いますよね。

 

はっきり言って嘘だと思います。

 

嘘というと言い過ぎかもしれませんが、成功イメージはそこまでいい影響がないです。

 

確かに、ネガティブになりすぎると勉強に集中できなくなるのでそれを避けるために成功イメージを持つことは大事かもしれません。

 

しかし、ただただ成功した自分を想像しているばかりでは悪影響もあり得ます。

 

それは、成功をイメージすることだけで満足してしまってその後に勉強しなくなる、という悪影響です。

 

よく、本をたくさん積んで実際には読まない人(積ん読)がいますが、これも同様の悪影響によるものです。

 

本を買う時に「読書している自分」をイメージするだけで満足してしまって、買った後はその本を読むことはなく、結局、本に無駄なお金を使ってしまっただけになるんです。

 

成功した自分をイメージするのもこれと同じように、そのイメージだけで満足し尽くしてしまってその後の行動に結びつかないということが起こりうるのです。

イメージだけで達成感、満足感を得てしまって成功体験は一つもないという状況になります。

これでは、勉強に対するモチベーションを上げようと思っても上がりませんよね。

 

なので、成功イメージは意外に役に立たないものだと言えるのです。

成功よりも最悪の事態をイメージするべき

成功イメージはあまり役に立たないのですが、将来のことをイメージすることは全く意味のないものというわけではありません。

 

想像によって結果を出すためには、「成功」をイメージするのではなくむしろ「失敗」をイメージするのがいいのです。

 

しかも「失敗」といっても第一志望の大学に不合格だったとか資格試験に落ちたとかのような普通の失敗ではダメです。

 

大事なのは「最悪な失敗」をイメージすることです。

 

普通の失敗だと単純にやる気がなくなってしまう恐れがあるので、笑ってしまうくらい最悪な事態をイメージしましょう。

 

例えば、大学受験で問題が1問も分からなくて0点を取ったとか、忙しくて勉強時間が0の状態で資格試験を受けることになったとかです。

 

こんな失敗はまずあり得ませんよね。

 

でもこれくらい「最悪な事態」を想定した方がいいのです。

 

そして、さらに大事なのは、「最悪の事態」になった時にどう対処するべきなのかということをイメージするということなのです。

 

最悪な状態になった時の対策を具体的にイメージすることの一番の効果は挫折することが少なくなるという点にあります。

 

挫折するパターンの多くは、何かしらの困難に直面して失敗してしまうことによりおきます。

 

そんな時にどう対処するのか、最悪な事態になったら本当に困るのか、失敗することによって逆にいい影響があるのではないか、といったことを考えていれば、いざ困難に直面しても慌てたりナーバスになったりすることはありません。

 

なので、常にこれから起こりうる最悪な事態をイメージして、それに対処する方法を考えたりやそれでも大丈夫だとポジティブになることがとても重要なのです。

最悪な事態をイメージするとやるべきことがはっきりする

 

失敗の場面をイメージすることのメリットとして、これからの行動指針が立てやすくなるということもあります。

 

成功イメージを持つと、自分の成功という結果にばかり目がいってしまい、じゃあその結果のために今何をするべきなのかということを考えなくなってしまいます。

 

でも、失敗をイメージしていると、その失敗を避けるために何をするべきか、今やっていることが本当に大事なことなのか、というのを考えるきっかけができるのです。

 

そうすると、失敗を避けるための計画を具体的に考えられるようになるので、現時点でやるべきことがはっきりするのです。

 

計画を立てるのが苦手という人は、嫌な結果をイメージすることを避けていないか考えてみてください。

 

失敗や挫折にしっかりと目を向けることによって、自分が何をするべきなのかということが見えてきますよ。

まとめ

・成功イメージよりも失敗のイメージを持つようにするべき!!

・最悪な事態を考えておくと、自分に足りないもの、今やるべきことがはっきりと見えてくる!!

・嫌なことから目を背けない!!

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