集中力

勉強には休みが必要〜いかに集中力を継続させるか

こんにちは
勉強をずっと続けているととても疲れるし、精神的な負担も大きいですよね。

そんなわけで今日は効果的に勉強を進めるには休むことも必要なんですよというお話です。

実は休憩って非常に大切なのです。

不安から寝る間も惜しんで勉強する人もいると思うんですけど、それは実は効果的な勉強という観点からは逆効果だったりするかもしれません。

というわけで以下に休憩が大切だということを示していきたいと思います。

軽く内容を示すとこのような感じになります。

・モチベーションの維持
・集中力を高める
・糖分を取る
・頭を休めよ
・睡眠学習

一つずつ見ていきましょう。

◯モチベーションの維持

まずはモチベーションについて話します。

これは勉強を続ける上で非常に重要となってくるものです。

勉強の一番の敵はマンネリ化です。

みなさんも勉強していると飽きてしまったり辛く感じてしまうことがあると思います。

そう感じると集中力も落ちてしまうし、何より勉強の効率がとても悪くなってしまいます。

このようなマンネリ化がなぜ起きるのかというと、同じことをずっと続けているのに成長していないと感じてしまうからなのです。

なので、マンネリ化を避けてモチベーションを高く維持して勉強するためには、たまには違うことをする必要があるのです。

それも、違う科目の勉強をするよりも、もっと大胆にゲームしたり読書をしたり運動をしたりといった、自分の趣味に取り組む時間も作ったほうがいいのです。

そうすると頭の中もすっきりして、勉強に対するやる気も湧いてきます。

とにかく、勉強だけをやる続けるべきではなく、他のこともやってモチベーションの低下を防がなければなりません。

特に、大学受験や資格試験は長期的な勉強になってきますので、やる気を持ち続けないといけないので、たまに適度な息抜きを取ることで勉強に対するやる気を引き出すことも大切になるのです。

◯集中力を高める

これも先ほどの話と少し重複するのですが、休憩には集中力を高める効果も期待することができます。

勉強をずっと続けていると段々と集中力がなくなってくという経験はどなたにもあると思います。

そんな時は少し休憩をとって気分転換を図るのがいいでしょう。

このときは頭の中も勉強ではなく他のことを考えたほうがいいです。

例えば学校のことや食べ物のことや趣味のことなどです。

そうすると勉強を再開した時に頭の中がリセットされて、集中力も保ったまま勉強することができます

また、悩み事や不安があるとそちらに気が散ってしまい、結果として勉強に全然集中できていないということも起こりうるので、そんな時は勉強を一旦やめて、趣味や楽しみなことを考えて頭の整理をしましょう。

悩み事が解消されたら勉強にも集中することができます。

人間関係で悩むと長引いてしまい全然勉強に集中できないという場合も多くあるので、なるべく人間関係でいざこざに巻き込まれないように日頃からうまく人と接していくのが肝要ですね。

◯糖分を取る

次に、体を休めることというより、頭を休めるためにどうすればいいのかということを話します。

一番いい方法は糖分を摂取することです。

つまり、チョコレートやスナック菓子などの甘い食べ物を食べることです。

勉強をするとどうしても頭のエネルギーをとても消費してしまいます。

そんなときに脳がどのような状態になっているのかというと、糖分不足の状態となっているのです。

脳が糖分不足の状況になると、イライラしたり集中力がなくなったり疲れが溜まりやすくなったりといった弊害が生じてしまいます。

これらは全て勉強の敵です。

つまり、糖分不足の状態になってしまうと勉強の効率が著しく低下してしまうのです。

そのため、勉強っで頭が疲れたと感じてきたら、糖分を摂取して脳にエネルギーを補給してやる必要があるのです。

また、糖分を取ると快感を得られることができます。

これも勉強にとってとてもいい効果なのです。

快感を感じるという感情的、情緒的な経験はそれとある出来事を結びつけることで 、記憶の定着を図ることができるのです。

なので、糖分を取ることは勉強する上で非常にいい効果を生むのです。

注意として、摂りすぎるとそちらの方に気が行きがちになってしまいますので、適度な量にすることを心がけましょう。

◯頭を休めよ 

これは他のこととも大いに関係するのですが、頭を適度に休めてやす必要があります。

休め方は、前半でお話ししたような趣味や食べ物といった勉強とは全く関係のないことを考えるということも非常に大切なのですが、それよりも頭の中を空っぽにすることが非常に効果的になってきます。

みなさんは瞑想をやったことがあるでしょうか。

瞑想はやってみると実は非常に難しいものだと感じると思います。

実際、悟りを開いた仏教徒等でも瞑想で頭の中を空っぽにすることは難しく、修行したてのお坊さんはほとんでできません。

それなのに我々一般人ができるでしょうか。

おそらく、頭の中を空っぽにするということは無理だと思われます。

私も無理です。

しかし、至る所で瞑想の効果や大切さについて書かれた記事を目にします。

有名なビジネスマンや資本家たちの中には瞑想を日課にしている人も多くいます。

それを根拠としてお金持ちになるには瞑想をするのがいいと言っている人もいるくらいです。

確かに効果は大きいと思うのですが、実際に実行するのは難しいんですよね。

そんなわけで、瞑想といっても頭の中を空っぽにするのではなく、何か一つの物事に集中するのだけでいいと思うのです。

これは何かを考え続けろというわけではなく、例えば、目を閉じて風の音や自分の息などに意識を向けて他のことが頭の中に浮かんでこない状態にするとかで十分だと思います。

そうすれば、勉強で論理的な思考を続けて疲れた脳を休めることができ、集中力やモチベーションも高まると思います。

ぜひ実践してみてください。

◯ 睡眠学習

最後に睡眠の大切さについてです。

みなさんは睡眠学習というものをご存知でしょうか。

これは、例えば寝るときに英語の教材を流しながら寝ることで、睡眠中でも勉強できるのではないかという方法です。

睡眠時間は普通の人なら7〜8時間くらいだと思いますが、この時間をも勉強に費やすことができればどんなにいいだろうかと考えたことは誰でもあると思います。

そこで睡眠学習が注目されたりもしたのですが、残念ながら睡眠学習は効果がないと言われています。

やはり意識がないときにいくら物事を詰め込んでも意味がないのでしょうね。

しかし、睡眠は勉強にとって非常に重要なものであることは間違いありません。

それはなぜかというと、睡眠には記憶の増強効果があるからです。

つまり、一度獲得した知識であっても時間が経つにつれて薄くなってしまうのですが、睡眠をとることでその知識が記憶として脳に蓄えられるのです。

そのため、睡眠をとらないで勉強し続けるよりも適度な睡眠をとりながら勉強をしたほうが成績が良いという実証データも存在するのです。

このように、睡眠は非常に大切なのですが、どうしても眠れなかったり、眠る時間を確保できない時もあると思います。

そんな時でも有効な方法があります。

それは、目を閉じて休むという方法です。

これも実際に実験で実証されているのですが、睡眠をとらなくても目を閉じて横になるだけで睡眠をとったときに得られるような効果があるということがわかっています。

なので、どうしても寝ることができないとか、寝るための十分な時間を確保できない時は、少し目を閉じて横になっていると、頭の整理ができて勉強の効果も上がるので、ぜひ実践しましょう。

というわけで今回は休みことも勉強には大事だよという話をいたしました。

勉強すると不安も積もってくるとは思いますが、うまく休みを取り入れることは勉強の助けにもなります。

あまり勉強で気が張った状態を継続させないように気をつけましょう。

それでは。