司法試験・予備試験

【司法試験】中日の効果的な過ごし方|絶対NGな勉強や行うべきこと

司法試験は5日間に渡る試験期間で長期勝負になるのですが、二日目が終わると「中日(なかび)」と言われる空白期間が設けられています。

司法試験受験生の中では、中日に何をすればいいのか分からないと悩む方もいると思います。

司法試験に一発合格した私自身、中日にやるべきことが分からなくてあたふたした経験があります。

そこで、本記事では、そんな私の経験を踏まえて、中日に勉強すべきこと、やるべきこと、逆にやるべきではないこと等、中日の効果的な過ごし方について書いていきたいと思います。

司法試験が直近に迫っている方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

【中日の過ごし方①】絶対にやってはいけないNG行為

まずは、司法試験受験生が司法試験の中日に絶対にやってはいけないNG行為について書いていきます。

以下に紹介するものをするのは非常にまずいので、絶対にやらないように意識しておきましょう。

 

NG行為⑴:新しい分野の勉強

まず最初に、司法試験の中日に新しい分野の勉強を始めるのはやめたほうが良いです。

司法試験期間中に新しい分野の勉強を始めても、1日やそこらで司法試験に耐えうるような知識が身に付く可能性は低いですし、むしろ曖昧な知識で誤った内容を答案で書いてしまう恐れがあります。

例えば、自分の知らない論点を扱った判例が見つかったとしても、その論点については、無視する、あるいは、軽く目を通す程度にとどめるべきです。

司法試験の中日になって、自分の理解が進んでいない論点や全く未知の論点に手を出すのは危険ですので、絶対にやめましょう。

 

NG行為⑵:徹夜で勉強

次にあげるNG行為は、中日に徹夜で勉強することです。

司法試験は一科目毎の試験時間が長くとてもハードなので、中日だけには限りませんが、徹夜で挑むことは厳禁です。

勉強しないと不安な気持ちは十分わかるのですが、寝不足で最大限の力を発揮できないのは一番避けるべきなので気を付けましょう。

司法試験中に体力が続かずに体調を壊す方もいますが、それは最悪。

とにかく、最後まで全力で答案を書ききるために、徹夜で勉強なんてせずに、しっかりと寝て体調管理をするべきです。

【中日の過ごし方②】中日にやるべきこと(勉強など)

つぎに、司法試験受験生が司法試験の中日にやるべきことや勉強について書いていきます。

以下の紹介するものは、個人的には、非常におすすめできるので、中日にやることを決めかねている人は、以下を参考にして、事前にやることを決めておくといいかと思います。

 

おすすめ行為⑴:刑事系科目の簡単な勉強

まず最初にやっておくといいとおすすめできるのは、刑事系科目の勉強です。

中日が明けたら、刑事系科目の論文試験が始まりますので、不安解消のためにも刑事系科目の復習をやっておくべき

もっとも、直前になって本格的に勉強しても劇的に得点アップが望めるわけではないし、むしろ頭の整理が追い付かずにマイナスなので、軽めの勉強にとどめておいたほうが良いです。

具体的には、論証集を読み返すとか、再現答案例や自作の答案例を読み返すとか、まとめノートを読み返す等の、単純作業ともいえるような勉強が良いと思います。

 

おすすめ行為⑵:短答試験の勉強(過去問演習など)

つぎに、おすすめするのは、司法試験期間の最終日に実施される短答試験の勉強です。

短答試験は直前の勉強でも十分得点アップが期待できるほど即効性があります

なので、あまり勉強に身が入らないけど全然勉強しないのは不安という方は、とりあえず短答試験の勉強をしておくのが無難だと思います。

個人的には、短答過去問集を解き直すのが一番おすすめですが、条文を読むとか判例集を読むというのも良いですね。

ポイントは、負担になるような勉強をあまりしないようにすること。

あまり気持ちを入れすぎずに、軽く短答試験の勉強に手を出すくらいの感覚でいるのがおすすめです。

 

おすすめ行為⑶:出題予想論点の復習

司法試験の中日におすすめできる勉強として、出題予想されている論点の復習もあります。

司法試験の出題予想は、『ハイローヤー』等の法律雑誌掲載されていたり、司法試験予備校の講師(例えば、資格スクエア等で講義をしている加藤喬先生など)や弁護士がTwitter・ブログなどで書いていたりします。

そのような出題予想は、司法試験受験生の中でも見ている人も多いですし、その分野を勉強しようと考える人も多いです。

もちろん、出題予想が完璧に当たるというわけではないのですが、多くの受験生が参考にする以上、自分だけ何もしないというのは少し不安

なので、中日で出題予想を参考にして、関連論点の復習を軽くでもいいのでしておくと良いかと思います。

もっとも、中日の後は刑事系の論文試験と短答試験があるのみですので、実際は、刑事系の勉強だけにとどまると思います。

 

おすすめ行為⑷:気分転換(シャワーや散歩など)

つぎに、司法試験の中日にやるべきことの中で、勉強以外の面から紹介します。

中日のおすすめ行為の一つは、気分転換です。

司法試験は本当にハードなので、心身ともにかなりの負担を感じると思います。

なので、最終日までしっかりと体力・精神力が継続できるように、気分転換を図るのがおすすめです。

シャワーを浴びてゆっくりするとか、ちょっと自宅やホテルの周辺を散歩するとか、好きなスイーツを食べるとか、自分の中で簡単にできることで気分転換を図ると中日が明けた後の試験も乗り越えられると思います。

 

おすすめ行為⑷:体力回復のための睡眠

中日までの論文試験で疲れた体と頭をしっかりと回復するために、睡眠時間はちゃんと確保しましょう。

睡眠時間を確保せずに、夜遅くまで勉強してしまうと、最終日まで体力が持たなかったり、中日後の試験で力を発揮できない事態になりかねません。

緊張で眠れないかもしれませんが、まずは体を横にして体を休めて、少しでも十分な睡眠がとれるようにしておくのが大切です。

司法試験の中日を効果的に過ごすためには、事前にやることを決めておくべき

最後に、司法試験の中日を効果的に過ごして合格の可能性を高めたいのでしたら、司法試験の中日にやることを事前に決めておくことがおすすめです。

中日にやることを全く決めずに司法試験本番に突入してしまうと、いざ中日になった時に何に手を付けていいのか分からないというパニック状況になる可能性があります。

それを避けるために、ある程度、中日に行う勉強等の計画を立てておくといいかともいます。

個人的には、前述したように、司法試験の中日には ①刑事系の論証集を見直す短答過去問集を解きなおす出題予想されている論点を復習する、という勉強をすることが良いと思います。

中日の後に行われる刑事系の勉強を全くしないのは不安だと思いますので、簡単に復習するくらいはしておいたほうが良いです。

論証集を見直して、出題予想の論点だけ復習する程度で十分かと思います。

また、短答試験の対策は、直前であっても十分効果が発揮できて、得点アップを期待できますので、是非ともやっておきましょう。

このように、事前に自分が中日に取り組むべきことをある程度計画立てて決めておくと、せっかくの中日にパニック状態になって何もできないなんてことを防げます。