司法試験・予備試験

【報告】司法試験に一発合格した感想〜勉強時間・日々の生活・勉強方法なども〜

こんにちは

令和元年9月10日(火)16:00に令和元年司法試験の結果発表がありました。

当ブログを運営しております、私も本年度の司法試験に臨んでいたのですが、なんとか合格することができていました。

家族・先生方・友人など、多くの方々の支えがあり、長い道のりを経てなんとかかんとか司法試験の合格にまで辿り着くことができました。

応援してくださった方、支えてくださった方、全ての方々に感謝しております。ありがとうございました。

さて、感謝の気持ちを伝えるだけでは読者の方にとっても得るものはないと思いますので、この記事では司法試験に一発合格することができた私の司法試験についての感想、勉強時間や勉強方法などの情報を簡単にではありますがまとめていきたいと思います。

これから司法試験を受験することを考えている方は是非参考にしていただけると幸いです。

司法試験を合格しての感想など

まず最初に司法試験前後の流れと、諸々の感想を述べておきます。

司法試験を受験するまでは、それまでの自分の不勉強さを非常に嘆くことが多かったですね。やはり、司法試験が日に日に近づいてくるたびに、そのような後悔も大きくなっていきました。

司法試験本番では意外に緊張感は無く、むしろ「どうにでもなってしまえ!!」みたいな開き直りもありましたので、かなり落ち着いて試験に臨むことができました。

とはいえ、試験の手応えは全く無く、特に初日の試験(選択科目・憲法・行政法)が終わった瞬間には「もう明日から来なくていいかも、、、」と思わされるくらいに全く出来なかったという気持ちが強かったです。

今から思えば、そこで諦めずに最後までやりきって本当によかった、という思いですね。

司法試験受験後は、「不合格」という文字が頭にずっと流れてきましたので、来年度の司法試験に向けて勉強しようという気持ちでした。

しかし、やはり結果発表まではなかなか学習に身が入らず、そのままダラダラとした日常を過ごしながら結果発表に至ります。

結果発表は自宅のネットを使い番号を確認したのですが、受験者が法務省のHPに殺到していたのか、非常に回線が重くてなかなか番号が表示されないという、、、

「早くしてくれ〜」という思いを抱えつつ、ようやく自分の番号を確認することが出来て初めて合格したと認識しました。

本当に手応えを感じてなかったので、「去年の番号じゃないよな?」という疑いもありつつ何度も番号を確認したのですが、やはり合格している模様、、、

その時は本当に心の奥底から「良かった」という安堵感で一杯でした。飛び跳ねそうなほどにテンションが高まった状態になってましたね。

何度となく挫けそうになった司法試験の受験でしたが、最後まで走りきることができて本当に後悔せずに済んで良かったと思っています。

正直なところ、私はかなり運に恵まれたのかなと思っています。司法試験の受験者数が減少していて、最終的には合格率が約33%という年に受験できたということもあります。

また、家族や友人にもかなり支えられて勉強に集中することができました。

ただ、合格率が高くなっているとはいえ、司法試験に合格できない方も多くいるのは事実ですし、自分自身の感覚としても非常に厳しい試験だったと思っています。

法律知識だけではなく、論理的思考力や文章力、最後まで走りきるだけの忍耐力など、いろんな要素が問われる試験だと実感いたしました。

なので、司法試験に合格できたということは誇りに思いつつも、その結果だけに満足するのではなくこれからも自己研鑽に励みたいと思っています。

 

さて、ここまでが流れと感想でしたので、以下の章からは私の司法試験の勉強について簡単にまとめておきたいと思います。

 

【実体験】司法試験の勉強について総まとめ

ここからは司法試験の勉強について、私の実例をいくつか紹介したいと思います。

 

司法試験の勉強時間について

まずは、司法試験の勉強時間についてですが、最終的にはトータルで8000時間ほどだったと思います。(正確ではないですが、おそらくそれくらいです。)

私は法学部出身なのですが、司法試験の受験を目指したのは3年の1月でした。そこから、ロー入試まで1日8時間〜10時間ほど勉強していましたので、約1年で3000時間くらいです。

そして法科大学院に進学してからは、だいたい1日に6〜8時間ほど勉強していました(ここには授業の時間も含まれています)ので、約2年で5000時間ほど

トータルでは、8000時間くらいになると思います。

もちろん、全く勉強する気になれずに何もしない日もありましたし直前期にはもっと勉強時間は長かったので正確には分からないのですが、大体これくらいになると思います。

 

生活リズムについて

司法試験までの生活リズムについてですが、基本的には法科大学院の授業を中心に据えつつ、自分の勉強を残りの時間でやっていた感じです。

やはり法科大学院を卒業するということが最低限の目標となる以上は、単位を落とさない程度には授業の予習復習をしていました。

そして、それ以外の勉強はとにかく司法試験の合格という観点から自分にとって必要なことをやるようにしていました

朝起きて、簡単に授業の予習を済ませて、法科大学院に行く。授業が終わったら、3〜4時間ほど自分の勉強をするという生活リズムでした。

そして、週に2回ほど友人と一緒に自主ゼミを開いて、司法試験の過去問の検討などを行なっていました。

私の場合はですが、勉強のモチベーションを保ちやすくするために、毎日の勉強時間を長くすることはせず3時間ほどに留めていました。

 

法科大学院の勉強について

法科大学院の勉強は、正直なところかなり手を抜いていました

というのも、法科大学院の授業は司法試験とは直結しないものも多くあると感じたので、自分の司法試験合格にとって必要なものはしっかりやるけど、そうではない場合は予習などを簡単に済ませる程度に抑えていることも、、、

法科大学院で学習したことがどれほど司法試験の合格に結びついたのかは不明ですが、自分の勉強が出来なくなるのだけは嫌だったので、メリハリをつけながら取り組んでいました

ちなみにですが、私は法科大学院での成績がかなり悪い方でした、、、

 

自主ゼミについて

私の場合、自主ゼミは週に1、2回ほど行なっていました。

自主ゼミの内容は、司法試験の過去問の検討がメインで、一通り過去問の検討が終わって以降は各自持ち寄りで自分の勉強をしながら疑問に思ったことを聞き合うということをしていました。

自分一人だとなかなかモチベーションを保ちづらいという面がありますし、司法試験の過去問の検討は一人よりも複数で行なった方が多角的に考えられるのでいいと思います。

司法試験の過去問の検討は、答案を作成することもありましたが、基本的には答案構成程度に留めて、議論の段階でどのような論証がいいのかとか問題文のどの事実を拾うべきなのか、といったことを話し合っていました。

 

司法試験の勉強内容について

司法試験の勉強内容ですが、私の場合は基本的にアウトプット(問題演習)中心にやっていました。

基本書は重要項目(刑訴だと伝聞とか民訴だと既判力とか)の部分には目を通すようにしていましたが、通読まではしませんでした。

ひたすら問題集に手を出して、判例集で参考判例を確認する。重要論点については、論証集合格論証集など)を利用して論証パターンの確認をしていました。

問題集は主要なものを中心に、そのほか気になったものを法科大学院の図書館で借りて解いていました。

答案を作成することまではせず、問題を読んで頭の中で論点と論証を思い浮かべる程度に留めて、すぐに解説を読むようにしていた感じです。

※具体的な勉強方法については、各科目ごとに別の記事を用意する予定です。記事を書き次第、当ブログに公開してTwitter弁護士志望Aの法律学習ゼミ@A_law_AAAでご報告いたします。

 

司法試験短答式の対策について

私は司法試験の短答式対策を司法試験本番の半年前くらいから本格的にやりました

個人的には、短答対策を始めるのが遅すぎたと感じていますので、もっと余裕を持って1年ほど前くらいからコツコツとやっておくべきです。

短答対策の具体的な方法については、辰巳法律研究所から出版されている『短答過去問パーフェクト』を使用して、何周も何周もして過去問を解きまくりました。

過去問に関してはほとんど全問正解できるくらいにまでやり込みましたので、本番でも割と自信を持って望むことができたというのが良かったです。

最終的には司法試験の短答の結果は3科目合計で138点、合格者平均点くらいは取ることができましたので、過去問だけでも十分すぎるというのが個人的な体感です。

短答試験の具体的な対策について下記の別記事を用意しました。ぜひご覧いただけると幸いです。

関連記事:【司法試験受験生必見】司法試験一発合格者が実際に行っていた短答対策〜勉強法のまとめ〜

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司法試験論文式の対策について

司法試験論文式の対策については、正直自分の中でも何をしていいのか明確な答えのないまま取り組んでいました。

前述したように自主ゼミで過去問を検討して、直前期には辰巳法律研究所から出版されている『司法試験論文過去問答案パーフェクトぶんせき本』で再現答案を読み込んでいました

他には、アガルートアカデミーの『司法試験 重要問題習得講座』を受講していましたので、そのテキスト(問題集)を使用して、問題を解く&答案例の確認をしました。

あとは、ひたすら問題集の読み込み判例の規範や論証パターンの暗記をやり続けました。(実際に使用したおすすめの問題集などを他の記事で紹介したいと思いますので、少々お待ちください。)

司法試験の論文試験本番では、法的三段論法を崩さない問われていることに愚直なまでに答える問題文の事実をできる限り使う、ということを強く意識して答案を作成しました。

※論文試験の具体的な対策についても、各科目ごとに別の記事を用意する予定です。記事を書き次第、当ブログに公開してTwitter弁護士志望Aの法律学習ゼミ@A_law_AAAでご報告いたします。

 

司法試験直前期の勉強について

司法試験直前期には、短答式試験の対策も論文式試験の対策も両方とも行なっていました

勉強スケジュール的には、午前中に短答の勉強をして、午後からは論文の勉強をしていたという感じです。

論文の勉強に特化した方がいいのかなぁ、、、とも思ったのですが、短答で足切りをくらうのだけは避けたかったので直前期でも短答の勉強は継続

あとはたまに息抜きとして動画を見たり軽くランニングをしたり、という気分転換もしていました。直前期は結構精神的にきつかったので、たまに気を抜ける瞬間を作った方がいいと思ったからです。

直前期の論文勉強は、とにかく論証や規範などの確認を書いて確認することをしていました。

新しいことには一切手をつけず、今まで勉強してきたことの確認に全力を注いでいたという感じ。

 

司法試験の結果発表を終えて

以上が私の司法試験受験についての実体験の簡単なまとめです。

これから司法試験の受験を考えている人には、少しでも参考になっていれば嬉しいです。

 

最後に司法試験の結果発表を終えて非常に安堵しているのですが、これからも当然のことながら法律の学習は継続していかなければならないと思っています。

それと同時にですが、これから司法試験の受験を考えている人に向けて、自分も何かできる限りのことをやりたいと、、、

その想いから、このブログ内で司法試験の勉強や参考書などについても記事を多数書いていきたいと考えておりますので、ぜひ司法試験の受験を考えている人は当ブログの記事を参考にしていただければと思います。

コツコツと私自身の実体験等を踏まえた記事を執筆していきますので、ぜひ気になる方はチェックしておいてください。

なお、本文中にも何度か記載しましたが、記事を更新したらその都度Twitter@AAA_law_Aで発信させていただきます。ですので、そちらの方もフォローしていただけると良いかなと思います。

記事のリクエストや質問にもできる限りお答えいたしますので、ぜひTwitterのDM等でよろしくお願い致します。

 

それでは最後までご覧くださり、ありがとうございました。