司法試験・予備試験

【司法試験受験生必見】司法試験一発合格者が実際に行っていた短答対策〜勉強法のまとめ〜

こんにちは

以前、Twitter(@AAA_law_A)や下記の記事でご報告させて頂きましたように、私は令和元年司法試験に一発合格することが出来ました。

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後輩や知り合いからだったり、Twitterでもたまにお受けするのですが、短答式試験の勉強法についてよくご質問があります。

「どうやって短答の勉強をしてたのか?」

「どれくらい短答の勉強をしていたのか?」

「いつ頃から短答の勉強を始めたのか?」、、、など

そこで、この記事では私が実践した司法試験短答対策についてまとめていきますので、司法試験の受験を考えている人はぜひ一例として参考にしていただければ嬉しいです。

私の令和元年司法試験短答の成績

勉強法とかの話に進む前に「そもそもお前の成績はどれくらいやねん??」と言う疑問がありそうなので公開しておきたいと思います。

私の令和元年司法試験短答式の成績は下記の通り。

憲法:36点/50点

民法:63点/75点

刑法:39点/50点

総合:138点/175点

順位:772位

得点率:約80%

正直、そこまで高いというわけではありませんが、低くもないと思います。おおよそ、短答突破者平均点のプラス10点くらい

最低ラインが108点でしたので、ギリギリ短答合格の人とは30点の差をつけて論文勝負になったということになりますね。

というわけで、ここから書いていく内容については、司法試験の短答式で約8割の得点率を取れた人物の一例として参考にしてください。

 

司法試験の短答対策を始めた時期

まずは私が司法試験の短答式試験の対策を始めた時期についてですが、結論から言うと司法試験本番の約半年前、2018年12月頃です。

そこから半年間は毎日、短答試験に向けた勉強を少しだけでもやるようにしていました。

だいたい12月〜2月末くらいまではほとんど短答試験の対策をしていて、その後は短答の勉強は少しずつ減らしていきました

 

ただ、私は上記の方法でなんとかなったのですが、その時は「もっと時間が欲しい」「短答の勉強ばかりやってて大丈夫か」とか不安に感じることも多かったのが本音。

なので、個人的にはもっと早い段階、約1年前くらいから少しずつ短答の勉強を始めておくのが良いとは思います

 

司法試験短答式対策の勉強時間

次に、私の司法試験短答式に向けた勉強の時間については、日によってばらつきはあるので多少正確でない部分もありますが、だいたい下記のような感じ。

12月〜1月:3時間

2月:8時間

3月〜5月:3時間

このように、まず12月〜1月は法科大学院がありましたので、その授業以外の部分で4時間ほどは平均してやっていたかなと。

2月は短答式に全ツッパ!!とにかく、勉強時間のほとんどを短答試験の対策に費やしていました

そして、3月頃になるとだいたい過去問を解けるようになっていましたし、模試の結果的にもそれなりに合格点は取れそう(足切りは回避できそう)と思っていました。

なので、「短答の勉強をやめて論文に全力を尽くそうかな、、、」とか考えてはいたのですが、どうしても「短答足切り」が怖くて、結局は午前中は短答の勉強をしようと決めた感じです。

その結果、上記のように3月頃以降はだいたい3時間くらい短答の勉強に使っていました。

 

個人的には民法や刑法は短答の過去問集をするうちにどんどん判例を覚えていったので、短答の勉強がそのまま論文の勉強としても役にたったという感覚があります。

やはり一番最悪なのは「短答足切り」ですし、民法と刑法に関しては論文でも問われる知識に沢山触れることができますので、直前期でも軽くでいいから短答の勉強をする方が良いのかなと思っています。

私的には、直前期の短答の勉強が短答対策としてはもちろん、論文対策としても有益だったと感じているところです。

司法試験短答対策としての勉強内容について

それではここからは、実際に私は司法試験の短答対策をどのような勉強方法によって行なっていたのかというところをご説明いたします。

司法試験の短答対策として使用した参考書など

まずは、私が司法試験の短答対策として使用していたものを簡単にまとめておきます。

【短答対策として使用した参考書など】

・『短答過去問パーフェクト

・『肢別本

・『択一六法

資格スクエアの短答問題集アプリ

・各種基本書

・各種判例集

上記のものを使用して、司法試験短答のための勉強をしていました。

この中で一番使用したのは『短答過去問パーフェクトで、これをメインにしながら他のものも補完的に使用していました。

各種基本書・判例集については、下記の記事で実際に私が使用していたものを全てまとめていますので、そちらをご参照いただけると幸いです。

関連記事:【公開】司法試験の一発合格者が実際に使用していた基本書・参考書・問題集まとめ

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司法試験の短答対策としての勉強法

では続いて、私が行なっていた短答の勉強方法についてご説明していきます。

まず、メインで使用したのは前述の通り『短答過去問パーフェクト

これをとにかく早いうちに1周するというのを目標として、12月頃は必死に問題を解いていました。

短答の問題集を解く際にはチェックをつけて、解ける問題と解けない問題に分けていました。(問題というよりも、各肢ごとにチェックをしていました)

✔️チェックあり正解かつ理由づけまでしっかり分かる

✔️チェックなし不正解または正解だけど理由が曖昧

このように、完全正解と言えるくらい自信を持って解けた問題以外にはチェックをしないという方法を採っていました。

これで、自分が解ける問題(=それ以降は復習しなくて良い問題)というのが明確化されるので、2周目3周目と続けていくその後の短答の勉強が効率的になります

そして、その後は2周3周と続けるのですが、例えば憲法の統治だったり刑法の刑罰というように部分的にかなり正解率の悪いところが見つかります。

そうしたら、その正解率の悪い分野に該当する部分を基本書で補充的に勉強します。

正解率の悪い分野を見つける → 基本書で該当箇所を勉強 → もう一度その分野の問題を解く

これを実践したおかげで割と効率よく苦手な問題を潰すことができます。

 

上記のように『短答過去問パーフェクト』を回して8割くらいチェックがついたら、『肢別本』を使用してさらに手広く問題をこなしていきました。

肢別本』の良いところは『短答過去問パーフェクト』よりも幅広い年代の問題が掲載されていて、旧司法試験時代の短答の設問もあったりする点です

なので、『短答過去問パーフェクト』でおおよそ近年の過去問を解けるようになったら、『肢別本』でさらに古い時代の設問も確認すると、短答知識を網羅的に詰め込むことができます

肢別本』についても、完璧に覚えたと言えるものにチェックをして、チェックの無い設問をグルグルと何回も解き直していました。

 

その他の教材は使用頻度は高くありませんでしたが、例えば家族法の問題が全然解けない(チェックが全然つかない)と感じた時には窪田先生の『家族法(窪田)』を読んだりという感じで、知識の補充として基本書等を使用していました。

あと、下記の記事でも取り上げましたが資格スクエアという予備校が「予備試験の短答対策問題集アプリ」を出しているのですが、これも電車の中など本を広げるのが面倒な時に使っていました。

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それと民法に関しては条文そのままの設問が出題されることも多く、条文を読む(見ておく)ことが大切だと思ったので、『択一六法』を使用していました。

短答過去問パーフェクト』などで問題を解いていき、出てきた条文を逐一読んでマーカーで印をつけていました。

 

以上が私が司法試験の短答式対策として行なっていた勉強法です。

問題を解いて完全解答できればチェックをする。そして、チェックの付いてない問題を2周、3周と何度も解き直して覚えていく

これが私の短答式の勉強法の基本です。

最終的にはこれでほぼ全ての設問(肢)にチェックが付いている状態になりましたので、過去問はほぼ全て解ける状態で司法試験の本番に突入したということになります。

 

司法試験の短答対策として予備校講座を利用したか

司法試験の短答対策として、各予備校が講座を用意していたりします。

例えば、アガルートアカデミーでは『司法試験 短答知識完成講座 I 』という講座を用意していて、これで憲法・民法・刑法の短答プロパー知識を学習することができたりします。

ただ、私個人の意見としては、短答対策としてこのような予備校の講座を利用する必要はあまりないのかなと思っています。

というのも、私自身の勉強法でもそうですが、司法試験の短答はそこまでハードルの高い試験ではなく過去問を潰せば十分合格最低ラインを超えることができます

なので、わざわざ予備校の講座を利用しなくとも上記のような過去問集を使えば、少なくとも足切りは避けることができると、、、

 

私が予備校関連で利用したのは、前述の資格スクエア短答問題集アプリ辰巳法律研究所全国模試の2つ。

辰巳の模試は「総択」という短答模試が2回分付いてくる全国模試を選択しました。全国模試の短答に加えて2回分の短答模試なので、合計3回の短答模試を受けたことになります。

短答模試に関しては3月中旬くらいに行われたのですが、その時の苦手分野の特定自分の実力の把握(短答の勉強時間は十分か)など、自分の勉強方針の基準にできたので受けてよかったと感じてます。

 

このような感じで、私の場合は模試以外に予備校の講座を短答対策として利用することはありませんでした

司法試験の担当をよほど不安に感じていたり、予備校に愛着があったりするのでなければ、予備校の短答講座についてはそこまで利用する必要性はないというのが個人的な意見。

 

司法試験短答対策は早いうちからコツコツ過去問を解くべし

というわけで、私が実践していた司法試験の短答対策としての勉強は以上になります。

個人的にアドバイスをするなら、司法試験の短答対策は出来るだけ早いうちからコツコツやるべきということです。

「そんなことみんな言っているじゃん」と言われるかもしれませんが、これはガチ。本当に早いうちに始めておいた方が有利になるので、少しずつでも手を出すようにしましょう。

そして、やるのはとにかく過去問過去問を潰せば少なくとも足切りラインは超えることができます

短答で足切りされるのは非常に勿体無いので、ぜひ本記事でまとめた私の短答勉強法を参考にしてみてください。

 

最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。何かご不明な点や疑問があれば、Twitter(@AAA_law_A)のほうにDMを頂ければと思います。

それでは、皆様の勉強が順調に進むことを祈っています。