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こんにちは
司法試験や予備試験の合格を目指している方・目指そうと考えている方にとって、法律予備校の利用は必須というような時代になっています。
法曹を目指す人ならほとんどの人が利用しますし、文系最高峰の試験に出来るだけ早く合格したいのであれば法律予備校を利用する方が安心です。
そんな法律予備校の中でも圧倒的に知名度と実績のある予備校があります。
それが、伊藤塾です!!
今回は、そんな業界最大手の法律予備校である伊藤塾について、良い点・イマイチな点などの特徴をまとめていきたいと思います。
司法試験や予備試験に向けて予備校選びをしている方はぜひ本記事の内容をご参考にしていただけると幸いです。
Contents
伊藤塾とは
伊藤塾とは、司法試験や司法書士をはじめとした法律系の資格試験に特化した予備校です。
法律予備校業界の中では最大手の予備校で、法曹志望の人なら一度くらいは講座の受講を考えたことがあるのではないでしょうか。
塾長は超カリスマの伊藤真先生で、他にも信頼の置ける豪華な講師陣が揃っています。
伊藤塾の評判と口コミ
伊藤塾の良い評判と否定的な評判を挙げると次のような感じになります。
講師陣が豊富で授業も丁寧
特に呉明植先生の講義が分かりやすいと人気
利用者が多く実績もあるので安心できる
自習室が利用可能で法律の自学に使いやすい
論文・短答知識を詰め込んだボリューム満点のテキスト
講座の価格が高すぎる
講師に個別に質問を受けてもらうのは難しい
通学講座だと時間や場所の融通がきかない
判例よりも学説を重視しすぎる傾向
やはり良い評判も多くありましたが、否定的な評判も少なからずあるという感じでした。
特に、否定的な評判のうち一番大きなものは講座価格が非常に高いことですね。
詳しくは後述しますが、法律初学者が司法試験や予備試験の合格を目指す入門講座はどれも100万円ほどあるいはそれ以上となりますので、伊藤塾で法律の学習をするとなるとかなり経済的な負担は大きくなるでしょう。
その費用面にさえ目をつぶれば、やはり業界最大手の法律予備校。実力のある講師陣による丁寧な指導とボリューム感のある講義を受けることができるので、初学者でも安心できます。
伊藤塾の良い点
ここからは伊藤塾の良い点をさらに詳しく挙げていきます。
利用者数がNO.1
伊藤塾の良い点は法律予備校の中でも利用者数が一番多いことですね。
法学部1学年時から伊藤塾で法律の勉強を開始している人も多いですし、法科大学院生の中でも伊藤塾を利用したことのある人の割合が大きいです。
利用者が多いと伊藤塾内で仲良くなって情報交換をしたりすることもできますし、最終的に合格した後で伊藤塾の合格祝賀会に参加して友好を深めることもあります。
法律の勉強は一緒にやってくれる友人が多い方が、自主ゼミができたり参考書の評価を聞けたり、とメリットが大きいので情報で差を付けられにくくなるという意味でも利用者数の多さは良いところですね。
また、利用者数の多さ=信頼性の高さ、とも言えますし伊藤塾の法律予備校としての質の高さを示すバロメータにもなっています。
司法試験・予備試験の合格実績がダントツ
業界最大手&古参なだけあって、伊藤塾の司法試験や予備試験の合格実績はダントツですね。
2018年司法試験の合格者約1,500人の3分の2に当たる約1,000人の合格者が伊藤塾の有料講座を利用していたことがあるというように、圧倒的な実績を誇っています。
(入門講座の受講者は約650人ほど)
予備試験に関しても、約450人の合格者のうち約300人ほどが伊藤塾の利用者ということですから、こちらも同様に圧倒的な実績です。
最近では資格スクエアがサービス開始から数年で予備試験の合格実績で業界2位になるほど急激に実績を伸ばしてはいますが、それでも伊藤塾の実績にはまだまだ敵いません。
関連記事:【予備試験】資格スクエアの実績・合格者数は??受講生の予備試験合格者数が急増中!!
合格実績の高さも前述の利用者数の多さと併せて、司法試験や予備試験といった法律資格における伊藤塾の予備校としての利用価値の高さを示しています。
とはいえ、資格スクエアやアガルートアカデミーの評判が急激に良くなっていますし、伊藤塾の勢いも停滞気味感はありますので、今後はそれらの新興予備校が伊藤塾に負けない実績を上げていく可能性はありえますね。
下記に予備試験の合格実績の高い伊藤塾と資格スクエアの実績ページについてリンクを貼っておきますので、ぜひご参考にしてください。
丁寧な講義と大ボリュームの基礎講座
伊藤塾が法律初学者にお勧めできる点として、講義が丁寧というのと基礎講座のボリュームが多いというのがあります。
まずは、講義については、塾長の伊藤真先生をはじめとして、伊藤塾のエースと評判になっている呉明植先生や司法試験を総合1位で合格された本田真吾先生など、実力派の講師陣が揃っています。
その講師の方が丁寧に法律の基礎知識を解説してくださるので、初学者でもかなり安心して受講することができます。
また伊藤塾は入門講座のボリュームがとにかくすごく多いのが特徴的で、インプット講義だけで500時間以上あります。
入門講座を普通にやりきるだけでもかなり骨の折れる道のりにはなってしまいますが、それだけ丁寧とも評価できます。
伊藤塾の学習は簡単にいうと「詰め込み型」という感じで、とにかく圧倒的なボリュームで徹底的に法律の知識を学習していく感じですね。
ただ入門授業の量が多すぎて「非効率的」とか「無駄が多い」と感じる人もいるのは事実。
講座価格が高くてボリュームの多い入門講座、というのが伊藤塾の講座の特徴です。
校舎(教室)が多い
伊藤塾の良いところとして、校舎(教室)の数が多いということもあります。
伊藤塾の校舎(教室)一覧はこんな感じ。
伊藤塾の校舎(教室)一覧
- 渋谷校
- 高田馬場校
- 御茶ノ水校
- 立川校
- 横浜校(休館中)
- 京都校
- 大阪梅田校
- コネクト伊藤塾 名古屋
このように東京各地に教室があるのに加えて、関西にも伊藤塾の教室がありますので、自分にとって通いやすい教室を選ぶことができます。
伊藤塾生であれば自習室を利用することもできますので、そうすると自宅で勉強するのが苦手な人でも安心して法律の学習を進めることできます。
施設面が整っていて学習環境が用意されているのは特に初学者の人にはありがたいことです。
ただ、それでも地方に住んでいる方など上記の教室に通うことができない人もいると思います。そのような場合には、在宅で映像授業を利用した学習になってしまいます。
在宅の場合には、自習室の利用や講師の授業を直接聞くといった、通学ならではのメリットが無くなってしまいますので、講座価格を考慮して慎重に選んだ方が良いかもしれません。
伊藤塾のイマイチな点
ここからは伊藤塾のイマイチな点を詳しく挙げていきます。
講座価格が他の予備校と比較して圧倒的に高い
伊藤塾の一番の残念ポイントは講座価格が非常に高いことです。
法律予備校が提供している司法試験や予備試験のコースは基本的に高額であることが多く、普通は何十万円〜というところになります。
そんな各法律予備校の講座価格の中でも、伊藤塾の提供する講座は群を抜いて高いです。
伊藤塾を予備校として選んで初学者向けの「入門講座」を受講することになる場合だと100万円以上の予算が必要となってしまいます。
他の予備校だと、例えば資格スクエアだと初学者向けの入門コースが75万円ほどで提供されていますし、アガルートアカデミーだと同様のコースが70万円ほどで提供されています。
このように、伊藤塾は他の予備校と比較して約1.5倍ほど高い受講費用が必要になりますので、コスト面ではイマイチであると言わざるを得ません。
伊藤塾を選択するとなると、講座価格の高さは信頼性や実績の代償と考えるべきでしょう。
伊藤塾は講座の内容に(多少)偏りがある
伊藤塾では初学者に丁寧に法律の知識を説明するのは良いのですが、その内容に多少の偏りがあるというちょっと否定的な評判がチラホラあります。
例えば、憲法の授業では少し思想(左)的なことも入ってくるという話もあったりします。
また、判例よりも学説を重視している傾向があり、受験生の多くが論証の際に使う判例を無視して学説を使用した論証や解説が(他の予備校の論証や解説よりも)多いということも言われます。
ただ、どれも「多少」偏りがある程度ですし、多分それくらいの授業傾向はどこの予備校でも少なからず出てくるものなので、そこまで神経質になりすぎる必要もないでしょう。
伊藤塾の講師も当然ながら司法試験を合格されて、講師として法律の学習を継続されているはずなので、伊藤塾の指導方針に従って学習していくのでも司法試験や予備試験の合格を目指すには十分の内容です。
通学講座を受講しないのであれば、伊藤塾のメリットは薄い
前述しましたが、伊藤塾は通学講座がメインとなっていて、各地に校舎(教室)が用意されています。
なので、自分の身近にある通いやすい場所を選ぶことができて自習室などを利用することができるのですが、これは通学講座を選択したが故のメリットです。
例えば家の近くに伊藤塾の校舎がない方などは、在宅(Web)講座を受講することになると思いますが、そうすると当然ですが自習室など施設を利用する機会が無くなります。
また、ライブ授業を友人と一緒に受けて人脈を増やしたり情報交換することも難しくなります。
正直、このような通学講座のメリットを享受できないのであれば、高額な費用をかけて伊藤塾の講座を受講するのはコスパ的に勿体無いと考える人もいるかと思います。
なので、伊藤塾を予備校として選ぶのでしたら、基本的にはライブ講座を受講することをお勧めします。
もしもオンラインで学習するだけで十分と考えるのであれば、資格スクエアやアガルートアカデミーなど他のオンライン専門予備校の方がコスパ的にはいいと思います。
入門講座のボリュームが多すぎて負担が大きい
メリットとして挙げていた入門講座のボリュームの多さですが、デメリットとしての側面もあったりします。
入門講座のボリュームが多いということはそれだけ講座を受けるのに負担がかかります。
特に、合計500時間以上ものインプット講座を受けるとなると、1日5時間で100日間かかってしまうわけで、それくらいハイペースでも基礎知識を入れるだけで数ヶ月は覚悟しなければなりません。
もちろん、法律の勉強はかなり知識が必要となりますので、これくらいで多いと言っていてはダメなのかもしれませんが、それにしても初学者が一気にこれだけの時間に対応する知識をインプットすると完全にパンクします。
しかも社会人から予備試験の合格を目指す、というような人にとってはさらに時間的余裕がなくて厳しいですね。
他の予備校だと、例えばアガルートアカデミーは司法試験に特化した知識を3周することを前提として勉強するという方法ですし、資格スクエアも短期間で予備試験の合格を目指すのに必要最小限のインプット量に抑えています。
このように、他の予備校がインプットでは効率化を図って演習講座などを充実させている中で、伊藤塾では法律知識のインプットを量でこなすというスタンスの違いがあるわけです。
最終的には自分の好み次第となるかもしれませんが、論文だけでなく短答用の細かい知識まで一気に頭に入れたいか、まずは主要論点を中心として効率的に勉強していきたいかを自分なりに考えてみるといいかもしれません。
伊藤塾の評判・口コミ・特徴まとめ
簡単に伊藤塾の評判・口コミ・特徴を箇条書きでまとめておきます。
- 利用者数・合格実績No.1
- 授業の質や講師の評価が高い
- 授業内容のボリュームがある
- 校舎が多く、自習室が利用可能
- 自分のペースで勉強するには向いてない
- とにかく費用がかかる(100万円以上は覚悟)
司法試験や予備試験の合格のための予備校選びの参考になれば幸いです。
信頼性や実績を重視するなら伊藤塾、コスパを重視するなら他の予備校
初学者が法律予備校を選ぶ際のおすすめとしては、
信頼性や実績を重視 ➡︎ 伊藤塾
費用面やサービスを重視 ➡︎ 他の予備校
という感じになります。
とにかく懇切丁寧な講座と利用者の多さや実績などの安心感を重視したいのであれば、伊藤塾はぴったりです。
でも、オンライン学習で費用を抑えつつそれなりに実績もあるというコスパを重視したいのであれば、資格スクエアやアガルートアカデミーなどのオンライン予備校がお勧めです。
どちらが自分の肌に合っているのか見極めながら、良い評判も否定的な評判も踏まえつつ、自分の司法試験や予備試験合格のための予備校を選ぶのが良いです。
伊藤塾の公式サイトはこちらから
最後に伊藤塾の公式サイトのリンクを貼っておきますので、さらに詳細な講座情報等が知りたい方は下記のリンクからお願いします。
※下のボタンをクリックすると、伊藤塾の公式サイトに移ります。
伊藤塾以外の法律予備校の評判や口コミはこちら
伊藤塾以外の法律予備校の評判や口コミ等を知りたいという方は、下記の各記事にまとめていますのでそちらをご参考にしていただけると幸いです。